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9.11 [旅]

9.11は強烈な出来事だった。

当時のオイラは、長年つきあっていた
あまりイカしていない女と別れた翌日だったからだ。

何気なく、TVのスイッチを入れたと同時に
事故現場が映し出されていた、
一体何事か?と思い見続けていると
更に、飛行機が激突するライブ映像に釘付けに
なってしまった。

その後の結末は、知っての通りだ。

前日、別れた女から突然電話が掛かってきた。
惨劇について、色々述べていた。

もしかしたら、もう一度やり直す
チャンスだったかも知れないが、
ブラウン管の映像に釘付け状態で
女の話もろくに聞いていなかった・・・

そうして、9.11は過ぎて行った。

月とクライスラー①.jpg

その2ヶ月後、オイラはNYCに行った。

街は、物凄い厳戒態勢で
市警察の警官や、軍人が至る所に
配置されており、自由が制限されている状態だった。

グランドゼロ周辺.jpg

2ヶ月が過ぎようとしているにも関わらず、観光など思う様に侭ならなく
自由の女神などバッテリー・パークから眺める程度だ。

ところが、流石NYCだ
観光客が溢れんばかりにいるのだ、
世界中から来ているのだろうが、むしろ
全米の各地からやって来たと思われる。
人々が地図を片手に、道を尋ねて来る。
人種の坩堝だけに、東洋人のオイラにも平気で
尋ねて来る。

そんな状況下、船に乗船する事が出来た。
世界貿易センターが無い摩天楼を眺め、
観光客のいない自由の女神像を眺め、


nyc.jpg

nyc2.jpg

中国人(華僑)に浸食されていく、リトルイタリーで
昼食を取りながら、エナジーに満ちあふれる
ニューヨークに驚いたものだ。

TVのニュース番組では、事故が
風化しない様にする、被害者家族の
努力が描かれていた。
あれほどの大事件でも、この様な
問題がすでに発生しているのかと知ると
人間の刹那主義を垣間みた気がした。

オイラの日々使っているZIPPOには
女と別れた日まで存在していた
ツインタワーが刻み込まれている。

20090912024624.jpg


いま、オイラが思う事は
このテロルが起きなかった場合の
スコセッシのギャング・オブ・ニューヨーク
が観てみたいと思うオイラであった。


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  • 出版社/メーカー: 松竹
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