シントラ

富士山の世界遺産が決まりましたね！

しかし遺産って呼び名も微妙だ・・・
まるで死んだみたいじゃん！！って思うのはオイラだけなのかな・・・
まぁ代々受け継がれてきた物と思えば良いのかもしれないが・・・





そんなオイラも知らず知らずのうちに
いくつかの世界遺産に行った事が有るのだ！
と云うのも今回富士山が選ばれて調べたら判明したので
予め世界遺産だぁ！と判ってて行ったんじゃないのだけどね！


眼下に見えるのがシントラの街です

そんな世界遺産の一つがポルトガルのシントラって街です！
街自体の印象としては大きくも無く賑わってもいなかったけど
ほのぼのとした空気に包まれたとても良い街でした。

この街の近郊には「ペーナ宮殿」とか「ムーアの城跡」や
ユーラシア大陸の最西端で有名な「ロカ岬」等が有り
そう云った事もあり素敵な所でした。。。

事前に世界遺産だとか云う情報でも知っていれば
もっと気合いを入れて街を散策したんだけど、そんな事も知らなかった訳で・・・
ただ美味しいポルトガル料理を喰う事ぐらいしか考えていませんでした！



これはペーナ宮殿です。




ムーアの城跡です





ロカ岬ですね！



こうしてシントラ界隈を楽しんだオイラは
翌日エストリルのカジノでお財布が軽くなる事は未だ知る由もなかったのでした！！

タグ：旅 ポルトガル

ガラチコ

突然ですが・・・
頭の中で「ガラチコ」って言葉が浮かびました！

ガラチコって何だ？って事になりますよね。。。

ガラチコって云うのは
昔昔訪れた事が有るスペインの田舎町です。。



スペインと云ってもイベリア半島では無く
カナリア諸島のテネリフェ島にある田舎町ですね。。。





暑かったからなのか・・・
シエスタだったからなのか・・・

まったく人が居なかったな〜。。。




なぜだか急に頭に浮かんだガラチコなのでした・・・！




また行きたい！！



今日はパエリアでも喰うか！ もちろんガスパチョ付きだよ！

タグ：旅 スペイン

首里城

沖縄旅行の続きです。



旅行一日目・・那覇空港到着から
宿のチェックインまで時間が有ったので
『首里城』へ行ってみました！

レンタカーで行ったんだけど
カーナビって云うのは便利だな〜
なんて思いながら首里城へ向かいました。。。
でもここで注意が必要なのは
那覇市内はバス専用の時間帯が多く設定されていて
電車が無いと云う事も有り本土に比べて
取り締まりも厳しいから注意て下さいと
レンタカー屋のお姉さんに云われました！
・・・なるほど・・ここは潜入捜査員の様に
慎重に行動しないとな・・・
気分はアンダー・カヴァーだ！
南国の陽気な気候に騙されてはいけないな・・・

そうして目的の首里城へ到着しました。
駐車場は首里城の地下だ！便利だ！
でも制限時間は2時間までだって！
まぁ2時間も居ないだろうなんて勝手に決め込んでしまい
超過するとどうなるか？なんて聞かずに車を後にしました。
オイラは運良く（？）鍵を掛けたまま下車出来たのだが
基本的には鍵は付けっぱなしで下車するのがルールの様です。。
貴重品は持って行く事になるので
オイラの様に空港からダイレクトに訪れる人は注意が必要ですね！

さて地下の駐車場からエスカレーターで地上に出ると
「守礼門」が見えてきました！！
ところが近づいて行くと何やら！？！？だ！
なんと保存修理工事中でした！
一応、景観を損なわない様に
工事の足場なども赤系の色で統一している気の使い様だ！









そうして門をくぐり抜け歩いて行くと
いつまでたっても料金所の様な所が無いのだ・・・
ひょっとして工事中なんで無料開放しているのかな？
などと都合の良い解釈をしながら写真をパチリパチリと
撮りながら進んで行くオイラ・・・・








こうして10分くらい行くとちゃんと券売所は有りました！


残念ながら男性でしたが・・・
発券所前の広場ではこんなイベントもやってました。


ここでも施設の一部が工事の為の足場が組まれていました。。。



テントもこんな風に気を使ったプリントが・・・


そして購入したチケットを手に
城内の中心部へ足を踏み入れたオイラ
目の間には「御庭(うなー）」と呼ばれる
綺麗な白と朱色のツートンカラーの御庭がある。。。
よく見るとこの綺麗なツートンカラーの模様は
正殿に対して若干斜めになっているのだ・・・
城内の係員の人を捕まえてナゼズレているのか聞いてみると、
諸説ありその諸説を詳しく説明してくれたうえで、
未だ研究中です。と云う事でした。。
オイラに時間が有れば一緒に研究してあがたのだが
なんせ2時間という縛りがあるオイラは力になる事が出来ませんでした！




こうして正殿を見て回ったんだけど
想像していたよりコンパクトな造りで
見やすかったな！！





シーサーのコカコーラも売ってました！






こんな感じでブラブラ見学していたら
アッと云う間に2時間だ！
ヤバイぜ！早く行かないと・・








そうして慌てて車に乗り込み
料金所へ・・・時間は10分程超過してしまった・・・
料金所は機械では無く係員でした。
そうして料金所のオジさんは何事も無かった様に
オイラを通してくれました・・・
これが噂の沖縄タイムってやつか！！なんて
勝手に思い込んで宿へ向かったオイラなのでした！！

タグ：沖縄 風景 旅

沖縄旅行

激務（？）に追われ中々お休みが取れなかったオイラだが
ようやく夏休みが取れました！！
夏休みと云っても悲しいかな3月だ・・・
ところが沖縄はもう夏の様な日々でした！！



取れました！と云ったけど
要は年度末なので取得しないと自己管理が出来ていない！
と査定されてしまうのだ・・・なので急遽取得したのだ。

で、今回は二泊三日の短い期間であったが
沖縄に行ってきました！！

沖縄・・・生まれて初めて行きました！

海が綺麗でした！
沖縄好きな知人から聞いていた話では
「海は本島より離島の方が綺麗だよ」と聞いていたのだが
オイラ的には本当だってビックリするほど海が綺麗で大満足でした！！





順位は付けられないけど
人生で行った海の綺麗さでは
TOP3に入る程でした！

ちなみにTOP3は
順位不動ですが、エーゲ海・紅海・沖縄かな！
って感じですよ！

急遽決めた旅行なので
ホテルも大して期待などしていなかったのだが
泊まった宿も海辺にあり
窓からの風景も抜群でした！！
何よりも従業員のみなさんが親切で一番良かったけどね！！


テラスからの眺めです！


これもテラスから眺め！


これはホテル前のビーチ

こんなヤドカリも沢山いました！

食堂も全面ガラス張りで
海を眺めながら頂きました・・
そうしたら突然目の前の海上に何処からともなく
話題の『オスプレイ』が現れ個人的は
ワァォ！！！って心の中で叫んでしまった！
一応、従業員の手前
あからさまに笑顔大爆発ってな訳にはいかなかったけどね！

夜はね、地味にライトアップされた渚と
夜空にキラメくオリオン座を
眺めながらオリオンビールと泡盛を
テラスで呑みました！


今回の旅のテーマと云うか目的は特に無く
行き当たりばったりの、ノンビリ旅行が目的で
まさにリフレッシュが目的でホテル前のビーチを散歩したりしながら
のんびり過ごせて本当に良かったです！







一応、野生のハブと出くわした時には
即時戦闘モードに突入する事は
常に頭に入れながら沖縄を楽しんだオイラなのでした！！


結局ハブには出会えませんでしたけどね！

タグ：沖縄 風景 旅

年末年始の思い出

今日で今年の仕事が終わったよ！

会社自体は28日までだったので
今日は納会も無く寂しい出勤でした！

年明けは3日から仕事だ・・・
なんだか只の三連休って感じで年末年始と云う感じがしないな。。。

丁度、一年チョット前に現在の職場に転勤になり
たんなる転勤と云うだけでは無く仕事も大幅に変わり
転勤と云うより転職と云った感じなのだが
新しい職場と以前の職場で大きく変わったのは休日なのだ！
今の職場では休みは一週間に一度は必ずやってくるのだが
以前の職場は休日返上が当たり前だったのだ。。。
しかし、そのかわりに仕事が暇な時には
溜まった代休をまとめて取得出来たのだ！
そうして色々な所に旅に行けたのだ！

2000年にはミレニアムと云う事で
世界的に盛り上がった年越しもオイラはパリで迎えようと思い
ヨーロッパへ行ったのだ。。。
ドイツのフランクフルトからレンタカーでパリを目指したのだが
最後の山越えが出来ずにランスと云う街で新年を迎えたのだが、
パリへ向かうまでの数日間はフランクフルトで過ごしました。

マイン川沿いの観覧車が三輪（三台）とクレーンを使って
2000の文字を演出したアトラクションが大いに賑わっていました。。。



こんな事を思い出しながら
年越しを迎えるオイラなのでした。

今年はアクシデントに見舞われ
ブログも休んでしまったが、
色々ありがとうございました。

来年も頑張ります！

タグ：旅 ドイツ

ZABAR'Sのマグカップ

今から10年ほど前の事だ
オイラがニューヨークへ行った時の事だ。。。

目的の順序としては低かったのだが
時間があったら、ちょっと寄ってみたい所が有ったのだ。。
行ってみたい処じゃ無くて
寄ってみたいと云う所がポイントで忘れなかったら・・くらいの思いでした。。


そしてセントラルパークに行った時に
思い出して立ち寄ったのがZABAR'Sと云うスーパーマーケットだ。

そこは老舗高級スーパーマーケットだ。
行ってみると高級と云うより老舗って感じのお店だ。。
良く云えばオモムキのある建物だが、
悪く云えばアリキタリの建物だ。。。

ところが中に入ると御値段にビックリ！
確かに高級店だ。。。
ニューヨーカー達はこんな生活を普段からしているのか！
オイラのニューヨーカー計画を見直さなければ・・・・・って思ったもんだ！！

そうして店内をブラブラしているオイラの目の前に飛び込んで来たのが
リーズナブルな御値段のマグカップでした。
記念と云うかお土産と云うか
コレを買って帰る事にしたのだ。。。



値段は忘れてしまったが、たしか200円くらいだったと思うが
100円だったか300円だったか
そんなに高く無くて3個買ったのだ。


そして先日、近所のスーパーマーケットに行った時の事だ
なんとZABAR'Sの催事コーナーがあり
チョコだとかパスタだとかトートバッグだとかが売っていたのだが
どれもこれも高額で驚きだ。
その中にマグカップがありました！
値段は600円くらいだったかな・・・輸送の運賃だとか考えると
妥当な値段なのかも知れないが
こうして日本で売っているのを見てしまうと
なんだかチョットショックだったな！


家に帰り
久々に思い出のマグカップを取り出し早速コーヒーを淹れ飲んだ
オイラなのでした。


いつものコーヒーより
ちょっぴりホロ苦かったのは気のせいかな！！

タグ：購入 旅

馬糞とビールの祭典

ドイツのミュンヘンで
オクトーバーフェストが始まった。
ご存知ビールのお祭りですね。

オイラは10年以上前に参加した夢の祭典だ！

ババリアンは半端無く呑むのだ・・・
ここまで呑むか！ってくらい呑むのだ。

正に呑んで呑んで呑みまくる素敵なお祭りなのだが
今思えば、悔やまれるのは
呑むなら軽装で・・・と云う事で手ぶらで行ったので
写真が無いのだ・・・

オイラのお気に入りは
当然ヴァイツェンだ・・・

目の前に居並ぶゲルマンの強者どもを前に
負けず劣らず（と云う意気込みだけですが）
ビアを呑み続けるオイラだったのでした。

隣にいたギリシャ人もスパルタンな呑みっぷりだ！

便所は長蛇の列だ
大きい声では云えないが、立ちションする女性も初めて見たのでした・・・
（その後、もう一回フランクフルトで見る事になるのだが・・・）

と云う感じで呑みまくり・・・

こうして呑んで呑んで呑みまくったオイラ。
帰りは当然、千鳥足！
そうして最大の災難がオイラを襲うのだ・・・！
パレードでも有ったのだろうが
オイラは馬糞を踏んでしまったみたいで
なぜだか帰路につくと臭いのだ・・・
それも半端でない臭さだ。。。
最初は街中が臭いのだと思っていたが
地下鉄に乗っても臭いのだ・・・
それもオイラの足下周辺だって事は地下鉄の乗客の視線が教えてくれる始末だ。。

こうして奮発して買った
レッドウイングは糞まみれに・・・
当然、お安い靴を買う事になってしまったオイラ・・・

翌日は朝から友人の結婚式で履く予定だった雪駄を履いて
ミュンヘンの靴屋へ行ったオイラなのでした。

友人の結婚式に参加する為に訪れたのでしたが
結婚式よりオクトーバーフェストが旅のメインイベントになってしまったのだ。


新しい靴を履いて奮い立つ魂を引き連れ再びオクトーバーフェストへ
バイエルンの伝統的な衣装に身を包まれた
お嬢さん達が大はしゃぎでビアを運んでくれる！


そんな思い出の写真が無いのは残念なのだが
コースターは辛うじて持ち帰ったのでした。


今夜は自宅でヴァイツェンでも呑もうっと！！




ドイツで捨てたオイラのレッドウイング・・・
今頃、どうなってるんだろう・・・！

タグ：BEER ドイツ 旅

おっ! 此処は・・・

消臭力♪〜〜〜
あどけない少年がラララ〜〜と唄う妙に印象深いCMだ。

そんな消臭力のCMだが、観た瞬間にピンと来た！
オイラ此処・・・10年程前だが行った事あるぜ！だった。。。
古い写真を出して見ると確かに間違い無い。。。

お恥ずかしいが初登場のオイラだ。。。

ここはリスボンの公園なのだが
観光客がわざわざ行く様な公園では無いのだ。。。
確かに見晴らしは良いのだが
どちらかと云うと、マイナーなエリアに有る公園で
近隣の住民の憩いの公園って感じだ。
オイラはこの公園には偶然行き着いたのだ。
まぁ確かに観光客が溢れている訳では無いから野次馬も
少なく撮影はし易いだろう・・・と思えなくも無い・・・

リスボンと云うかポルトガルに行ったのも偶然と云うか
特に何のリサーチも無く、ガイドブックなど全く見ないで行ったので
行き当たりばったり、どこに何が有るのかまったく判らない。。。
でもそれはそれで楽しめるのだが・・・

そんな時に、フラフラと辿りついた場所にパン屋さんがあり
パン屋の前に公園がありそこでパンを喰っていたら
ハネムーンのイタリア人のアベックが写真を撮ってくれとオイラに云ってきたのだ。
当然、オイラは持てる限りの技を駆使して最高の写真を撮ってあげたのだ。
そしたら頼んでもいないのにオイラの事も写真に撮ってくれた優しきイタリアン！　
今となってはその時の写真が・・・貴重な証拠になるとは・・・・


ちょっとしたハッピーサプライズに
消臭力を買ってしまったオイラなのでした！

タグ：TV番組 旅

アクラブ

中東のアラブ諸国の反政府デモが凄い事になっていますね。


オイラは偶々なんだけど、アラブの国々に行った事があるのだ
（と云っても3ヶ国ですが・・・）。
印象としてはどの国の人々も皆さん優しく良い人でした。

今回の反政府デモはチュニジアで始まったのだけど
オイラが行った時には独裁国家だなんてまったく感じないくらいの印象でした。
まぁ半月くらいしか居なかったからね。。　　
本当の所は判らないけど・・・


イスラム国家でしたが
食事をすればワインが出てくるし
ぬるいビールも普通に買えました。

そんなチュニジアで買ったのがサソリの屍骸です。
アラブ語でアクラブって云うらしいです。




こんなT-シャツも買ってしまった・・・


お土産用に買ったのだが、不人気で今でも手元に・・・・


チュニジアでは人生での貴重な初体験をいくつかしました。

　1、水タバコを吸いました！・・・街の裏道みたいな所にある一見普通のカフェに
　　　見える水タバコを楽しむ店を発見、で思わず入店！
　　　東洋人が一人で入店に店の客達は皆ビックリしてました。。。

　2、蜃気楼！・・・・・・・・・・ショット・エル・ジェリドって云う巨大な塩湖が
　　　ありましてその湖の真ん中に100kmくらいある塩の道って云う一本道が
　　　通ってましてそこで観ました！

　3、甘い牛乳で炊いた米！・・・・お米を砂糖たっぷりの牛乳で炊いたご飯です。
　　　そこに付け合わせで焼いただけのフナみたいな魚が載ってました。
　　　恐ろしく不味かった！


まぁ、毒にもならないお話でしたが、今となっては良い思い出ですね。。。
早く平和になって欲しいと思っているオイラなのでした！



サハラに沈む夕日も良かったけど、 サハラに登る朝日の方が綺麗だったな

タグ：旅

バッサーノ・デル・グラッパ

ベネチアが大変な事になっているみたいだ。
街の約56％が水没したらしい・・・

そんなベネチアをオイラが訪れた時の感想は何と言っても臭いだ。
街全体が臭かったのだ。
悪く言うとドブ川の悪臭が漂っていたのだ。
風景は確かに水の都だったし、街の賑わいも凄かったですが、
季節が悪かったのか雰囲気を台無しにする程の悪臭でした！
ベネチアが好きな人達ゴメンなさい！

そんなベネチアには半日しか居なかったので
本当の素晴らしさまではオイラに伝わらなかっただけ・・・と思っています。

旅の本来の目的は特に無かったので、レンタカーでドロミテを徘徊した時に
バッサーノ・デル・グラッパと言う蒸留酒Grappaの町まで行いきました。
（ベネチアはこのついでに行っただけでした）
バッサーノ・デル・グラッパは牧歌的な町で
町並みは、とても美しく城壁なんかが残ってたりして
とても良かった記憶があります。

当然、お土産に特産品の蒸留酒グラッパを購入しました。
購入したのは、Acquavite di Vinaccia Bianca "Grappa"です。




このバッサーノ・デル・グラッパの至宝をオイラは密輸業者の様に日本に持ち込み、
時々、晩酌を楽しんでいました。
そんなグラッパも残り2本になってしまいました！



ベネチアンガラスの亀です

タグ：旅 購入 お酒 イタリー

ベルリンと革ジャンと素敵な娘

いよいよ革ジャンが活躍する季節の到来だ！
オイラの革ジャンは思い出の革ジャンだ。

明日は、マスタング・ペーストを丹念に擦り込み戦闘モード突入だ！



その革ジャンは今から10年程前にヨーロッパを旅していた時の事である。
ヨーロパでも暖冬と言う事で軽装でベルリンへ行った時の事だ。
しかし駅に降り立つとベルリンは底冷えだ！・・・ヤバイぜ！

ヨーロッパの冬将軍は手強そうだ。
困ったオイラは記念に革ジャンでも購入しようと思い洋品店を徘徊しました。
（西洋で洋品店とは、微妙な表現だが御勘弁！）
何故か、ドイツと云うと革のイメージが大いにあったのだ、
恐らくゲシュタポやドイツ軍など映画の影響だろう・・・
ところが、革ジャンなんておじさんが着る様なタイプの
いわゆるダサイ物しかないのだ！
日本で言うと競艇場にいるおじさんが着ている様なヤツだ・・・
確かに、街で見かける若者で革ジャンを着ているヤツなど
丸っきり見かけない・・・意気消沈のオイラだった・・・
しかし、ベルリンには天使が居たのだ！

ベルリン動物園の近くで、諦め半分でとあるお店に入った時の事である。
オイラは何となく気になる革ジャンを見つけたのだ。
そして気になる革ジャンを手に取り、試着した時の事である。
オイラは鏡の前で自分に酔いしれていた時に突然オイラの後方から
『似合ってますよ！』と拙い日本語で
可愛いユングフラウが声を掛けてきた！
なんてこった！　　
こんな所で日本語が！
10日振りくらいで使う日本語だ！
思わず嬉しくなり、その気になってしまい

　　オイラ：似合うかな？
　　ユングフラウ：とっても、いいです！
　　オイラ：少し、小さくない？
　　ユングフラウ：大丈夫です！　ベルリンの寒さも大丈夫です！

こんなやり取りがあり、当然の如くオイラは購入してしまった。
そんな革ジャンがオイラの思い出の革ジャンなのだ！



あれから、10年以上が経つが当時は真っ黒だった皮も今は黒い部分などほとんど無い。
肘などは黒と言うより白っぽくなってしまった。
だけど、今だに現役バリバリのお気に入りの革ジャンなのだ。。。

彼女は、大学時代に留学で日本に3年間居たと言って
東京の国立に住んでいたと言っていた
とても可愛い娘で、帰国して未だ2ヶ月と言っていた。

また日本に行きたいと、言っていた。
日本で何が良かったか？と聞いたら
『歩行者天国』と『洗濯物が外で干せる』と言っていた・・・
洋品店のあの娘。

革ジャンに袖を通すたびに、
ベルリンの天使の様な素敵なあの娘を思い出すオイラなのでした！




革ジャン、万歳！

タグ：旅 ドイツ 素敵な出会い 購入 愛用品

水晶の夜

1938年11月9日
ドイツ語では、クリスタルナハトと呼ばれる
ユダヤ人への集団暴動事件が起きた。

襲撃を受けた商店や、放火された商店などの
飛び散った夥しいガラスの破片からクリスタル・ナイト
『水晶の夜』事件と呼ばれる事になる。


その後、ホロコーストへと一気に突き進んで行くのである。

皮肉にもベルリンの壁崩壊も11月9日だ。
（実際には10日から破壊が始まるのですが）
ドイツでは崩壊20周年と言う事でお祭り騒ぎをTVで見たが
どうなんだろう・・・と考えてしまう。


クリスタルナハトの時期にドイツを
訪れた事がある。
事件の事を知らなかったオイラは
ロマンチックな記念日だと勝手に思い込んでしまった。
クリスタルナハト・・・その言葉の意味を
知ったのは帰国後だった。







当時、ユダヤ人が収容されたダッハウの収容所です。
知らなかったとは言え、呑気に写真を撮っていた自分が
恥ずかしいと思うオイラなのでした。

タグ：旅 ドイツ

カナリア諸島

カナリア諸島のテネリフェ島で大規模な滑落事故があったと
TVのニュースで観た。

この島の人々にはとても良くしてもらった思い出があるので
心配である。
マスカ地区などは崖に棚田の様に
家々が建っているので非常に気になってしまう。。。




オイラがテネリフェ島を訪れた時の思い出に
レンタルバイクが有る。
HONDAのアフリカツインと言うバイクを
借りて気ままに島を巡る事にした。
ところが、ガイドブックなどありゃしない！
何とかなるだろう的な考えでアクセル全開だ！！
ところが、そんな甘い考えが通用するはずもない・・・
なんて言ったて、標識が読めないのだ・・・
と言う状態で、オイラにある考えが思いついたのだ。
それは観光バスに着いて行く作戦だ！
何と素敵なヒラメキではないか！などと自画自賛状態で
一台の観光バスを標的に定め、追尾したのだった。。。



やはり観光バスである、素晴らしいビューポイントを
巡るのである。
しかし、数時間も経ち、さすがに運転手も
気が付いたのだ。
丁度、お昼時だ。　お食事の為にレストランに停車した時に
オイラは運転手と男性のバスガイド二人に呼ばれてしまった！
ピンチ！
でも、運転手達はオイラをランチに誘ってくれたのだ。
レストランでは観光客にはお食事が準備されていたが、
当然オイラの分など無い。
しかし運転手達は、各々好きな物をオーダーする時に
オイラの分も一緒に頼んでくれた。
うれしくて、オイラの中のラテンの血が騒いだ事は
容易に想像がつく事でしょう・・・



そして、ドライバーなのだがワインをガブガブ呑んでいた。
当然、オイラにもワインが注がれる！なんてこった！
と、嬉しい悲鳴をあげたオイラなのでした。

そして、片言英語で楽しい会話をし、地図を広げて
今後のルートを教えてくれて、至れり尽くせりの
情報をくれたのだった。












偶然にも、翌日はデル・テイデ国立公園でこのコンビに
遭うのであった！！

そんな、素敵な思い出が
この島にはいっぱいある
オイラなのでした。



スペイン最高峰のテイデ山




サフランが物凄く安かった売店




マスカ地区


名物『竜血樹』


崖の下の街

カナリア様式の家



この後、セスナ機で
モロッコへと旅は続くのである・・・・

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スペインでパイルダー・オン！

スペインでマンガフェア2009が開かれている。
スペインでマンガと言うと
10年くらい前に、スペインの大西洋に面したガリシア地方の
ビーゴと言う街をバガボンドの様に旅をしていた時に
遅い晩飯でも喰うつもりでバルに入った。

一人ぼっちでアンギラス等を喰いながら酒を呑みながら
くつろいでいると、二人のスペイン人が
おもむろに近づいて来た。
そして、オイラに日本人ですか？と聞いてくるでは
ないか！
オイラがそうだと答えると
嬉しそうに、教えて欲しい事があると言いだして
『キャンディキャンディ』の歌詞を教えて欲しいと
言う事だった。
どうも、主題歌は日本語のまま放送されているみたいだ！！

幸いにも妹がいるオイラはキャンディキャンディを
知っていて奇跡的に教える事が出来た！
そうすると、彼らは仲間達の所に戻り
皆で大合唱をしだした！
思わずビックリするオイラに
彼らは笑顔で答えてくた。

そして、再び使者はオイラの処へやって来て
今度は『マジンガーZ』を教えてくれと言う事で
オイラは彼らが忘れていた部分を教えて、
おまけにイラストまで付けてあげたのだ。
そうして彼らの大合唱をサポートしたのだった・・・

そして、当然の成り行きで
彼らのテーブルへ招かれたオイラは
旨い酒と旨い料理を振る舞われ
とても楽しい一時を過ごしたのだった。
そう・・・彼らにパイルダー・オンだ！


他にも、日本のアニメをたくさん知っていて
とても驚かされたオイラなのでした！




このエリアでは、パンの出前なのか朝になると
各家庭のドアノブにパンが掛けられていました！

また、スペインにもかかわらず街角ではバグパイプを使った
音楽家達がいてケルト文化が脈々と流れている事が
不思議だった思い出があります。

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9.11

9.11は強烈な出来事だった。

当時のオイラは、長年つきあっていた
あまりイカしていない女と別れた翌日だったからだ。

何気なく、TVのスイッチを入れたと同時に
事故現場が映し出されていた、
一体何事か？と思い見続けていると
更に、飛行機が激突するライブ映像に釘付けに
なってしまった。

その後の結末は、知っての通りだ。

前日、別れた女から突然電話が掛かってきた。
惨劇について、色々述べていた。

もしかしたら、もう一度やり直す
チャンスだったかも知れないが、
ブラウン管の映像に釘付け状態で
女の話もろくに聞いていなかった・・・

そうして、9.11は過ぎて行った。



その2ヶ月後、オイラはNYCに行った。

街は、物凄い厳戒態勢で
市警察の警官や、軍人が至る所に
配置されており、自由が制限されている状態だった。



2ヶ月が過ぎようとしているにも関わらず、観光など思う様に侭ならなく
自由の女神などバッテリー・パークから眺める程度だ。

ところが、流石NYCだ
観光客が溢れんばかりにいるのだ、
世界中から来ているのだろうが、むしろ
全米の各地からやって来たと思われる。
人々が地図を片手に、道を尋ねて来る。
人種の坩堝だけに、東洋人のオイラにも平気で
尋ねて来る。

そんな状況下、船に乗船する事が出来た。
世界貿易センターが無い摩天楼を眺め、
観光客のいない自由の女神像を眺め、






中国人（華僑）に浸食されていく、リトルイタリーで
昼食を取りながら、エナジーに満ちあふれる
ニューヨークに驚いたものだ。

TVのニュース番組では、事故が
風化しない様にする、被害者家族の
努力が描かれていた。
あれほどの大事件でも、この様な
問題がすでに発生しているのかと知ると
人間の刹那主義を垣間みた気がした。

オイラの日々使っているZIPPOには
女と別れた日まで存在していた
ツインタワーが刻み込まれている。




いま、オイラが思う事は
このテロルが起きなかった場合の
スコセッシのギャング・オブ・ニューヨーク
が観てみたいと思うオイラであった。

ギャング・オブ・ニューヨーク [DVD]

• 出版社/メーカー: 松竹
• メディア: DVD

タグ：旅 刹那主義 cinema NewYork

北アフリカとミント・ティー

照りつく太陽
吹き荒れる砂塵

世の中の人々が、20世紀と呼んだり世紀末と騒いでいた時の話である。

オイラが北アフリカを宛ても無くブラブラと彷徨っていた時の小さな思い出に

ミント・ティーが有る。

色々な街で、偶然知り合った現地の人々に
厚い持てなしを受けた時に、必ずミント・ティーが出て来るのである。

街で暮らしている現地の人や
砂漠を旅するトゥアレグ族も
ミント・ティーを御馳走してくれる。

たいていの場合、小振りのグラスに物凄く熱いミント・ティーに
必要以上に砂糖を入れたミント・ティーが提供されるのである。

これが、実に美味い！
ミントの葉だけを煎じたティーや
紅茶とブレンドしたティーなど、家庭毎に多少違うのだが
一杯の量は、どこでも少なめだ。
この量がまた実に良いのだ！

暑い時に、熱いミント・ティーをグイグイと喉に流し込むと
一気に爽快感が体内に充満するのである。
裏庭から適当に摘み取ったばかりの葉っぱで淹れてくれるのだが、
インスタントより簡単な作業だ。
にも関わらず、実に美味いのだ！

そんなこんなで、オイラも自宅のテラスで
クール・ミントやペパー・ミントを育てています。
夏の日差しを浴び、スクスクと育っていますが、悲しいかな
中々、現地で飲んだ様な美味しいティーになりません！！！


やはり、気候や雰囲気など色々な要因があるのではないか？
と思ったりする今日この頃である。

いやいや・・・オイラの腕の問題かな！

と、そんな事を思いながら一杯のミント・ティーを飲んでいる
オイラです！

タグ：旅