パピヨン [いま、こんな本読んでます!]
アンリ・シャリエールの暗黒小説である。
映画『パピヨン』の原作である。
話は無実の罪で投獄された男が自由を求めて脱獄を成功させるまでのお話である。
上・中・下となかなか読み応えのある作品で
面白く一気に読めてしまうストーリーだ。
この本、実話で本人の体験談と言う事になるのだが
読めば読む程怪しいもんである。
怪しいと言っても、嘘を並べていると言う訳では無く
無実の罪・・と言うあたりがである・・・
エピソードがなんとなく美談と言うか、美化されているのだ。
己が悲劇の主人公であるかの様な書き方なのである。
そして、不屈の精神の持ち主であるが如く話は進むのである。
実際にかなり酷い囚人暮らしだったらしく、
脱獄でもしなければ
くたばっちまう状況だった事は想像出来るが
ジョゼ・ジョバンニ(カッコつけ過ぎの感があるが・・・)
の様に『俺は、悪人で犯罪者だ』
と開き直って欲しかったと
個人的には思うのである。
もちろん映画『パピヨン』は大好きである。
大傑作娯楽映画だと思う映画です!
秋の夜長に、お薦めの映画と本なのでした。
映画『パピヨン』の原作である。
話は無実の罪で投獄された男が自由を求めて脱獄を成功させるまでのお話である。
上・中・下となかなか読み応えのある作品で
面白く一気に読めてしまうストーリーだ。
この本、実話で本人の体験談と言う事になるのだが
読めば読む程怪しいもんである。
怪しいと言っても、嘘を並べていると言う訳では無く
無実の罪・・と言うあたりがである・・・
エピソードがなんとなく美談と言うか、美化されているのだ。
己が悲劇の主人公であるかの様な書き方なのである。
そして、不屈の精神の持ち主であるが如く話は進むのである。
実際にかなり酷い囚人暮らしだったらしく、
脱獄でもしなければ
くたばっちまう状況だった事は想像出来るが
ジョゼ・ジョバンニ(カッコつけ過ぎの感があるが・・・)
の様に『俺は、悪人で犯罪者だ』
と開き直って欲しかったと
個人的には思うのである。
もちろん映画『パピヨン』は大好きである。
大傑作娯楽映画だと思う映画です!
秋の夜長に、お薦めの映画と本なのでした。
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