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黒パン俘虜記 [いま、こんな本読んでます!]

胡桃沢耕史の傑作『黒パン俘虜記』の登場だ。
念願の直木賞受賞作品だ!


俘虜・・・捕虜とどう違うのかな?何て事を思いながら
読んで行く訳ですが、これが実に面白い小説だ。

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極寒のシベリアでのシベリア抑留生活
収容所の中で暴力、いじめ、リンチ、強制労働・・・飢渇など
人命が非常に軽く扱われている悲惨な状況下で繰広げられるドラマである。


実は、かなり重たいテーマなのだが
胡桃沢耕史が書くと、とても軽快なテンポでユーモアがあり
面白く読めてしまうのだ。
これを作家の力量と評価するか、力不足と評価するか意見が別れるらしいが
オイラはこの著者独特の軽快感が大好きなのです!



タグ:読書
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